あなたの美容室に外国人が来る可能性が高くなる【美容室経営相談室】

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あなたの美容室に、外国人が来たことはありますか?その時に、上手に英語で受け答えをして接客できていますか?それとも、テンパって「予約がいっぱいなので」などと言ってお断りしていませんか?

2020年に東京オリンピックが開催されることもあり、既に観光地では外国人を受け入れる準備が始まっています。また、中国の急激な経済成長やビザが緩められたことで、中国の庶民層〜富裕層がどんどん日本に入ってきています。

あなたの美容室に外国人がふらっと入ってくる可能性がどんどん上がってきました。果たしてあなたの美容室では今後どうするのでしょうか。

1、外国人を取り込んだ方が良い理由

日本の美容は世界でもレベルが高いと言われ、世界でもアジア諸国でも注目されています。アジア人の20代〜50代までの女性にアンケートをとったところ、1、2位が美味しい物を食べる、温泉に行きたいで、3〜5位は買い物で、その次に日本のテーマパークや観光名所に行くよりも「サロンに行きたい」という回答が多く、第6位となったようです。それだけアジア女性は日本の美容に興味があるようです。

1−1日本に観光に来た外国人が過去最高

観光庁によると、今年の日本に来た外国人の観光客数が過去最高になる見通しを発表しています。ホテルや観光バス不足と言われ、どのホテルもいっぱいで、ホテルはここぞとばかり値上げをしています。観光バスを駐める場所すらありません。夏の平日のお昼頃に日本橋の百貨店に行くと、土日並みの激混みでした。一体なんでだろうと思いながらも、こっちでは中国人の会話が聞こえ、あっちではガイドさんが中国語で説明をしていたのです。化粧品コーナーでは、高級化粧品の袋をいくつも抱えている、いわゆる「爆買い」をしている中国人だらけでした。

1−2日本人よりお金持ち?

観光だけではありません、日本に住んでいるもしくは、土地を持っている中国人が増加しました。中国では、急激な経済成長でお金持ちになった人がすごい勢いで増えました。超弱肉強食の文化のために、貧富の差が広がり続け、富裕層は桁違いのお金持ちになっています。新宿や豊洲のタワーマンションを何戸も持つ中国人がわんさか出てきました。その中には、20代前半の資産家もいる程です。

2、外国人の顧客心理

それでは、なぜ日本の美容室に注目していて、行ってみたいと思うのでしょうか。先ほどのアンケートの続きでは、日本の美容に対する意識の調査も行われています。

2−1ネガティブに感じている点

日本の美容室を経験したことのない外国人は、うまく話せないことで注文が正しく伝わらないことを最も心配しています。次いで、お金がかかる・高いと感じているようです。一方で、日本の美容室を経験した外国人は、最もネガティブに感じているのは施術に時間がかかるという点です。経験したからこそ分かる部分ですね。次いで同じくお金がかかる・高いと感じているようです。しかし、全体的にネガティブに感じている数値が半減されています。

2−2ポジティブに感じている点

こちらに関しては、日本の美容室を経験していても、していなくても、日本の美容室に行くことはご褒美、気分転換だと感じている人が最も多いようです。次に高い技術が評価されています。その次には、衛生的で安心な点があげられちます。経験者と未経験者で唯一違いがあるとすれば、「センスがよさそう」の項目が、経験者の方が数値がアップしています。実際経験してみたら、センスが良かったということですね。

アンケート数値参考書籍:「美容師が知っておきたい50の数字」

2−3実際の声

身だしなみにお金をかけるべきたという外国人はこんな意見を言っています。”日本の美容院が大好き。僕は本当にいいところに行ってるよ。カットで7千円かかっちゃうけど、素晴らしいカットのテクニックをもった美容師さんにやってもらえるし、マッサージもシャンプーもどれも申し分がない。イチ外国人男性として思うけど、おしゃれなヘアカットでいると、そこらへんの自分で剃ったスキンヘッドの外人と間違われることもないし、周りの見方も変わるもんだよ。”こんなにも日本の美容室をほめてくれる外国人がいるのですね。

参考URL:『【海外の反応】外国人が答える「日本の美容院と海外ヘアサロンの違い」』

3、外国人相手が上手な美容室

いきなり、外国人がきても大丈夫なように準備しろというのも、なかなか難しいですよね。それに一体なにをすれば良いかわからないと思います。そんな時は、もう既に外国人相手に美容室を経営しているオーナーから学ぶか、自ら学べば良いのです。

3−1 オーストラリアから逆輸入

オーナーのRYOさんは、青山、原宿での美容室での経験を経てオーストラリアへ渡りました。シドニーでSHINKAを設立し、その後に再びシドニーに2店舗目を展開しました。その後、六本木や麻布十番など国際色が強い町で、逆輸入という形で美容室をオープンさせました。海外経験豊富なうえに、技術が高いスタッフが揃っていることはもちろん、「英語を使えるレセプション」に力を入れていています。英語で予約を受け、接客中に困ったことがあれば、すぐに英語で対応します。スタッフは英語で接客をしているようです。

参考URL:『美容室 SHINKA 六本木店』

3−2 必要な単語や会話だけでも

外国人を目の前にして、大切なことは「コミュニケーションをとろう」という気持ちです。例え、発音がうまくできなくても、文法がおかしくても、一生懸命にボディランゲージや単語だけでも相手に伝わることは多くあるのです。しかし、お客様の注文を受けたり、こちらから注意しなくてはいけないことなどを伝える時に必要な英会話がいくつかあります。丸覚えでも良いので少しづつ覚えてみてはいかがでしょうか。

参考URL:『丸暗記で英語は伝わる!海外の美容室でも困らない会話術と英語フレーズ100選』

4、まとめ

日本では、少子高齢社会になり、顧客がどんどん減る時代になってきました。そこで政府が目をつけているのが外国人の積極的な受け入れです。オリンピック開催に関係なく、外国人が多く住む地域ではもっと昔から工夫がなされています。その地域では英語のメニューを置いて、片言の英語で注文を受ける店員がいる飲食店と、何の準備もせずただ外国人がその店に入っているのを眺める飲食店では大きく差が開き、当然売上が変わってきます。あなたの美容室でも外国人がビジネスチャンスとなるか、それともただの苦手意識にしてしまうかが、儲けられる美容室の分岐点になる時がすぐ近くまできています。

 

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