若者は美容室に集客しない方が良い?

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若者を集客しずらい・しない方が良い理由はケチなうえに、見栄も張らないし、お金がないからです。全ての若い子たちがそうとはもちろん限りませんし、例外もあるでしょう。しかし、5年10年前と比べると、彼女彼らは厳しい時代を生きていると感じています。10代20代メインターゲットの美容室はそうそうないと思いますが、平気で「10代〜50代向けの美容室です」とかうたっている美容室が沢山あるので、それだったらいっそのこと「30代〜50代向けの美容室」とうたった方が良いでしょう。なぜ若者が集客をしずらく、しない方が良いのかご紹介しましょう。

基本的にケチだから

ここ1ヶ月で何人かの中学生〜大学生に会って話をする機会がたまたまありました。多分50人くらいとは話したと思います。家が生活保護を受けている家庭からの子から、有名私立大学(高額なところ)に仕送りを月10万くらいもらって学生をしている子、人生に希望を感じていない子から、起業をしたい子など様々な層、様々な背景を持った若い子と話ができて、共通して感じたことがいくつかありました。

今の若い子達は、何でも無料で手に入れようとします。音楽、漫画、雑誌、教科書ですらネット上から探してきて、1円も払おうとしません。ついこないだまで学生だった私たちの代でも、音楽を手にいれる時に、まだCDを借りてきてMP3にしたりと安く済まそうしても、数100円はかかったものです。ですが今は探せばいくらでも無料で手に入ってしまうのです。そのような物が手に入る情報交換網も友人の間で広く、違法なサイトがつぶれれば、また新しいサイトをみつけてきて友人同士で教えあっています。違法ダウンロードが犯罪だという意識も低く、平気で教科書や漫画なども無料で手にいれようとしています。

しかも、世の中には「フリー戦略」と言って、無料で試してもらってから有料の課金制にしてもらう商品が溢れています。今の若い子達は、何でも無料で手に入って当然だという感覚の子が増えています。そこそこお金がある家庭の子でも、厳しい家庭の子でも「無料」で手に入るなら無料で手に入れようというマインドは変わりません。無料で当然だから1000円も物凄く高い商品だと感じるようです。これまたネット通販でとにかく安い物を探していました。世の中が彼らをケチに仕立て上げているのかもしれません。

見栄を張らなくなってきたから

今の50代の人々が若かった頃と、今の10代20代の子を比べるとそれはもう勢いがありません。洋服もファストファッションで安く、ハイアンドローで安いものの中にほんの少し高いブランドを混ぜて服を着こなし、車は愚か高級時計にも興味がありません。将来は、ゴリゴリに稼ぎたいというよりも楽できる方が良い、好きなことをして過ごしたいという夢も希望もない子が多いように感じました。起業したいという子たちでも「自分のやりたいことで生活がしたい」と至極最もな理由で「とにかく稼いでギラつきたい」「とにかくちやほやされたい」という若者をみかけなくなってしまいました。

彼らは見栄を張ることよりも「仲間はずれにされる」ことの方を恐れているようでした。情報が溢れる中で流行には敏感で、何にお金を使うかというと流行の物にはある程度お金を使います。みんな同じが美徳とされる教育がはびこっているせいで、人と違うことを嫌う子が多いようでした。流行っているゲームで話の仲間に外れないように、優位に立つためなら課金します。あの子もあの子も持っている物はすぐにでもネット上で買い物をします。それでも1000円しないくらいの物ですが。等身大以下でハイブリッドに生きるのが今の10代20代の子の生態のようです。

お小遣い枠は増えないのにライバルは増えてるから

去年あたりのネットニュースで「サラリーマンのお小遣いが高校生のお小遣いに負けた」というような記事を見かけました。まあそれでも、それなりにお小遣いをもらっているのは一部の若者だけでしょう。やっぱり実際に接してみると、潤っている家庭の子の方が少なく、厳しい家計の子の方が多いのです。学業中にできるバイトだって限度がありますし、先程述べたように稼ぎたいより楽をしたいとおもっている子が多いのである程度しかお小遣いを持っていません。若者のお小遣いが多くはないことは、こればかりはいつの時代も同じことでしょう。

しかも、手放さないスマホ内でも駅の構内でもガンガン売込みをかけられています。お小遣いの枠は少ないのに、情報ばかりが先行して、彼らの優先順位はコロコロと変わり、外見に気をつかうよりも「体験」にお金を払う傾向があります。若者を集客したいなら他の美容室と戦う前に、若者がよく使う・支払う商品の他の業界に勝たなくてはなりません。

年配は増えるのに若者は減る時代

サンプルがそんなに多くはありませんでしたが、この3つは強く共通していました。彼女・彼らは多くの情報にさらされ、多くのメディアを使用しています。若者の集客はツイッターやインスタやユーチューブ・バインなどが有効なようで、その分野の集客プロがほとんどいない・もしくは経験が浅い状態です。先日ツイッターのアクセス解析ができる方法を大学生から教えてもらい見てみましたがウェブ上と全く違う動きをし、予想ができない動きをしていました。予想ができない・数値化できないということは、何にお金をかけて集客すれば良いかわからないということです。しかもお金を捨てるような広告につぎ込まないと若者が集客できなくなるかもしれないということです。

「うちは10代20代向けでやっていくんだ!」という、強い意志を持っているのであればそれは止めません。若者は減っているし上記のような状態なので大変だとは思いますが、戦略や情熱に勝るものはないでしょう。もう1度言いますが若者を集客するのは大変な時代になってきているということは忘れないで下さい。経営的に見れば独立直後の若いあなたでも、自分より上の歳の人を雇って、パートで産休明けのベテラン女性スタッフを雇うとか、上の層を狙った方が安泰なのではないでしょうか。自分の若い年齢に合わせるより、どの層がお金を持っていて、その層にどんなサービスができるか考えた方が生き残れるのではないでしょうか。

 


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