移籍・独立後についてきたけど失客した理由

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あれ?あのお客様、自分についてきてくれたのに、最近来てないなぁなんてことはありませんか?女性にとって、お気に入りの美容師がいつもの美容室にいなくなることは一大事なのです。そして「ついていく」という一大決心をしてついて行ったにも関わらず、あなたの元を去ってしまうのには理由があります。

1、女性がそれでもあきらめる理由

依然として、お気に入りの美容室がみつからずに、美容室ジブシーやクーポンハンターを続けている女性は多いのです。そんな中で、苦労してお気に入りの美容師さんをみつけた時は、よっぽどのことがない限りは、そこに通い続けます。そして、移転や独立にもついていくのです。せっかくついていったのに、「やっぱりやめよう」と思う瞬間があります。それはどのような瞬間なのでしょうか。

1−1 金銭的に厳しくなった

移籍や独立は、大抵の場合ステップアップするケースが多いですよね。すると、スタイリストとしての料金設定が上がったり、移籍した美容室がもともと高級志向だったりすると料金が上がってしまうのです。1割くらいならまだしも、2割くらい料金アップしてしまうと、急に高くなった感覚になるものです。

それだけの価値を提供できれば問題ありませんが、お客様がお財布と相談した結果、来なくなるのはこればかりは仕方ないことですね。
 

1−2 物理的に厳しくなった

移転や独立先が、電車や車で通えなくもない距離であれば、多少遠くても通うのです。しかし、通っているうちに「やっぱり遠いのはネックだなぁ」などと思い出すのです。特に仕事が忙しくなったり、子どもができたりすると、遠いというのは次第にネックになってきてしまうのです。

ですが、物理的な距離が遠いデメリットよりも、あなたが気に入られているメリットが上回れば、お客様は無理してでも今後も通ってくれるでしょう。。
 

1−3 店内の雰囲気が合わなくなった

移転や独立をするということは、店内の内装やスタッフも変わるということです。席数が増えれば、周りのお客様のことが気なりますし、インテリアが白基調から黒基調になれば好みと合わない場合もあります。カラーやパーマをするなら、手伝いに入ってくるアシスタントの顔も変わる訳です。

「何だか、ちょっと派手な雰囲気が私と合わないなぁ」とか「ここのアシスタントの人と気が合わないなぁ」とジワジワと気持ちが離れていくのです。そして、落ち着かないからなどの理由で、徐々に深まっていく溝が埋まらないまま失客してしまいます。
 

1−4 ないがしろにされた

特に注意したいのが、この「ないがしろにされた」という点です。男性オーナーと女性のお客様の間で起こりやすい「常連の認識」が問題のようです。男性オーナーと男性の常連は、ツーカーで言葉がなくても心が通い合うのがお互い心地良く、それが求めているものなんだそうです。だから多少待たされたとか、昔より気遣われなくなったなどでもあまり気にしないことが多いそうです。

一方で、女性は自分が常連だと自負していると、特別扱いをして欲しいと思っています。気を遣って欲しいと思うし、誰よりも先に面倒を見て欲しいと思っています。それなのに、時が経つほど男性客のつもりで接してしまうと、「釣った魚にはエサをやらないのか」と思われてしまいます。なんか昔より扱いが雑になった、気に入らないと離れていってしまいます。
  

【まとめ】 もったいない

あなたについてきてくれたということは、間違いなくあなたの常連・ファンなのです。2、3回あなたが施述したお客様ではなく、もうそれ以上何回もあなたの元に来てくれているお客様なのです。あなたが移籍や独立できるようになったのも、もちろんあなたの実力でもありますが、常連の力添えがあったからだということも忘れてはいけません。

そして、そんな良い関係かつ、あなたに多額のお金をおとしてくれる常連が失客してしまうことは、非常にもったいないことです。女性のお客様は特に「常連だから分かってくれるだろう」は通じません。常連のお客様に甘えることなく、今後も通っていただくために特別扱いを忘れないようにしましょう。

 

日本美容室出版

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