待合室の活用法と注意点

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待合室をただお客様が待つだけの場所にしていませんか?「うちは、お待たせないから待合室は簡易的にしか用意してないよ」という美容室もあるかもしれません。それであれば問題ないのですが、意外と雑誌や本しか置いていない美容室が多く、もう少し何かできたら良いなと思ったのです。お客様を3分でもお待たせしてしまうことがある美容室では、待合室を有効に使ってみてはいかがですか。

1、待合室の3つの活用方法

集客に困っていない美容室では、無理矢理お客様を入れずにほぼ時間を守っているようです。一方で、低価格や客数で勝負してしまっている美容室では、予約の管理もなっておらず、最悪の場合ブッキングすることもあります。そんなお客様のイライラを軽減したり、席を綺麗にする少しの待ち時間でも活用するために工夫をしてみましょう。

1−1 店販品のサンプルを置く

デパートの化粧品売り場を想像してみて下さい。隣で「よろしければお試し下さい」と言われて、じっと見られながら試せる人はなかなかいないのではないでしょうか。誰も隣にいないリラックスした状態で、店販品が見れるというのは良い環境だと思います。

また、店販品は美容師のチョイスで使われることが多いので、お客様が全てに触れる機会が少ないのです。よっぽど髪に悪影響を与えない限りはお客様の好みを優先した方が使ってもらえる確立があがります。
 

1−2 症例写真を置く

ビフォーアフターの写真集などが置いてあると、お客様が興味を持ってくれるかもしれません。「こんなに綺麗になるなら、私もやってみたい!」と思っていただけたら、チャンスです。どんな施述をしたのか、お客様の前後の様子、一言コメントなどを書いておくと、お客様の欲求がより高まるのでおすすめです。お客様に許可をいただくことと、掲載許可をもらっていることを記載するのもお忘れずに。
 

1−3 美容器具やマッサージチェアを置く

クライアントさんのところに、マッサージチェアがあり、「こちらはリースですか?買ったのですか?」と聞いたら、予想外の返事が返ってきました。「場所を貸してるんだ」とのことです。何と、マッサージチェアメーカーに待合室を貸してるのだそうです。お客様にも喜んでもらえて、ちょっとしたお小遣い稼ぎができますね。

もう潰れてしまいましたが、著者が若かりし頃に通っていた美容室では様々なコテが試せて、気に入ったら買える美容室がありました。そこでコテ2本とブラシを買った記憶があります。最近では、様々なヘアケア器具が出ているので、客層に合わせた美容器具を置いて自由に使える環境を作ってみてはいかがでしょうか。
 

2、待合室の2つ注意点

待合室を活用するのは良いのですが、注意をしないと逆効果になってしまうこともあります。せっかくの工夫を無駄にしないためにも、以下の2つを気にしてみて下さい。
 

2−1 ごちゃごちゃさせない

活用しすぎて、物を置きすぎるのはNGです。触っても良いのか分からない置き方、触ったら落ちそう壊れそうなどの置き方にもならないように注意しましょう。「ご自由にお試し下さい」、「◯◯の香りはリラックス効果があります」などの注があってもいいですね。
 

2−2 新鮮さを忘れずに

いつ行っても同じ物が置いてあったり、埃がかぶっていたら最悪ですね。数多く置いておく必要はないので、季節に合わせたものや、月に1回は変更することも大切です。
  

【まとめ】 ホスピタリティーの1つ

お客様をお待たせせずに、席に案内するに越したことはありません。しかし、前のお客様が常連で、その常連の要望であれば断ることはできないでしょうし、難しい施述でやり直しを申し立てられるかもしれません。何があるか分からないので、待合室を充実させておいて損はしないと思います。

そういえば、高めのエステサロンは、待合室も個室でした。そのサロンのオリジナル品が試せたり、試供品を持ち帰って良いようになっていました。また、すっぴんで他のお客様と顔を会わせなくても済むようになっているのです。これは現実的に難しくても、こういった気遣いが感動を生むのです。あなたの美容室のファンを増やすことができるので、感動はいくら生み出しても良いと思います。病院や、銀行に行って待たされた時に、自分だったら何をして欲しいかを考えてみるといいかもしれませんね。

 

日本美容室出版

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