美容室で話したくないのは世界共通?

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あなたは、来店したお客様に話しかけていますか?それとも、必要最低限のことだけをお話しするようにしていますか?果たしてどちらがお客様が喜ぶでしょうか。良かれと思ってお客様とお話しをしようとする美容師は多いのですが、裏目に出ることが多いようです。今回はイギリスで「話をしたくない人用の座席」を設けたところ、その美容室は大人気になったそうです。

参考URL:『イギリスの美容室で「おしゃべり禁止席」が大人気!』
参考URL:『イギリスの美容室で「おしゃべり禁止席」大人気!の記事を見た人々の反応』

多くの方が、日本にも欲しいと言っていますね…。なぜこんなにお客様は、美容室で話をしたくないのでしょうか。

1、美容室で話したくない3つの理由

あなたは美容師なので、昔から「お客様とコミュニケーションを取るために会話をしなさい」と教わってきたでしょう。しかし、それは美容師間での常識であって、お客様からすると疑問が出てくる慣習なのです。

想像してみていただきたいのですが、あなたが病気になって手術を受けることになったとします。局所麻酔なので、話をすることができます。そして、ベッド台の上に寝ていると医者が話かけてきます「今日はお休みですか?」と。そして、切開をしているのにあなたの顔を見ながら「今日はどこかに行くんですか」と尋ねてきます…。施術内容は違えども、このようにお医者さんに話しかけられたら不思議だと思いませんか?お客様の心理はこのような心理と似ているのです。「なぜ話かけてくるのだろう?」「私の体の1部をいじっているのだから施術に集中して欲しい…」と思うことが多いようです。

1−1 話すのが苦手だから

一概には言えませんが、美容師であるあなたは、おしゃれで、友人が多くて、話すのが好きかもしれませんね。周りにも似たような仲間や先輩が多いのではないでしょうか。しかし、お客様もそうだとは限りません。おしゃれではないけど、美容室に行くために頑張っておしゃれをして、友人は少なくて、話すのが苦手なお客様もいるのです。話すのが苦手な方はまだ関係が浅い人に話しかけられると緊張してしまいます。そして、話すことが苦痛になってしまいます。受け答えに困っている様子を感じたら、無理に話をするのはやめた方がいいでしょう。

1−2 話したくない気分だから

上記の記事の中で、「ストレス社会で疲れているお客様が多い」と書かれていました。例えば、人前に立つ仕事や接客業など、緊張の連続が続く仕事は終わった後に、誰とも話をしたくない、そっとしておいて欲しい。という瞬間があるようです。そして、苦手なのに頑張って話をしている人ほど、休みの日は話をしたくない人が多いのです。美容室に来てまで、必要以上の気を遣いたくないというのがお客様の本音です。

1−3 話す内容が特にないから

別に話すことが苦手ではないし、全く話したくない訳ではない人もいます。ですが、わざわざ親しい友人でもない人と話をする必要もないというお客様もいます。施術時間は自分の都合でリラックスしたり、スマホや雑誌を見たり自由にしたいと思っています。何か話をしたいとか、聞いて欲しい雑談があればお客様からしゃべりますので、お客様が話かけてこない限りは無理話す内容を考えて話しかけずに、そっとしておきましょう。

【まとめ】 順番が逆

もちろん、長年通っている常連であれば、あなたとのお話しを楽しみにしているかもしれません。しかし、多くのお客様はお話しをしに来ているのではなく、美容室に自分の髪を綺麗にしに来ているのです。リラックスして施述を受けたいのです。おしゃべりが上手だから、仲良くなったからリピートする訳ではありません。常連になってはじめて、あなたに心を許して話をするようになり、仲良くなるというのが正しい順番なのです。

大丈夫です、無理に話をしなくても、髪のプロとして悩みを聞いたり、ケア方法や施述内容を話していれば、気まずくなりません。そして何よりそのようなプロとしてのお話しをすればお客様は信頼してくれるようになるでしょう。無理くり話をして嫌な思いをさせて失客するよりも、無理に話をせずに心地よい時間を過ごしてもらい、また美容室に来てくれる方がお互いハッピーなのではないでしょうか。

 

日本美容室出版

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