いずれ失客するかもしれない3つのこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【今回のポイント】

女性は不満を貯めこむ生き物です。そういう本能があるようです。
気に入らないことがあっても、その場で一旦我慢をして持ち越します。
特にケープの匂いなどの衛生面や、髪を切る・薬剤を塗る接客時の口臭など、
あなたに伝えずらい部分は徐々に不満が肥大します。
不満のバケツの水がいっぱいになった時点で爆発することもなく
クレームも言わず静かに失客してしまうかもしれません。

1、見逃しがちなケープの匂い(備品類の衛生面)

とにかくがっかりしやすいのがケープの匂いです。
ふわっと前から掛けられるケープがカビ臭かった時は、
今すぐにでもそのケープを剥ぎ取りたいと思ってしまいます。

バックヤードで商談などをしている時に、
干してある生乾きのケープの前を通ると
ぷ〜んとあの嫌な匂いがしてきて心配になります。
心の中で「それ、お客様につけていただくの…?」と。

ある美容室でもアシスタントの男の子が、
ケープをくんくんと嗅いで「まあ、大丈夫か」と言っていました。
いや、大丈夫ではない。お客様はそれを1時間以上付けいているのに…

クリーニングを業者に出す場合は安心ですが、
自分たちで行う場合は、匂いに敏感になった方が良いでしょう。

その他にはブラシなども使いまわしが気になるお客様もいらっしゃいます。
除菌をしているなどをPOPで明記をしておくと安心していただけます。

2、もう変えられないシャンプー台(ハード面)

意外と気がつかないのが、シャンプー台の居心地の悪さです。
背もたれと腰の間が空いてしまうと、数分でも苦しい体勢になってしまいます。
首と洗面台がうまく着地できないと、血が止まるかもしれないと思っている方もいるようです。

ハード面はなかなか簡単には変えられませんよね。
上記のような場合は、クッションを挟んであげたり、
上手く自分で体勢を整えられないお客様には、
「大丈夫でしょうか腰の間など」と具体的に聞いてあげると、
「ああ、実は・・・」とお客様もあなたに直して欲しいところを言いやすいでしょう。

お客様になりきって、椅子に座ってみたり、部下のシャンプーの練習に
付き合う時には様々な体勢で寝てみることをおすすめします。
どの体勢が辛くて、どの体勢がベストかなどを知っておくと良いでしょう。

3、口臭に注意(接客面)

忙しい日は、食事をとる暇もなく、口の中に何かを放り込むだけの日もありますよね。
それから、さっと一服をしたときにも非喫煙者には少しの匂いでも鼻につくことがあります。

食事も喫煙も少しの合間にやっとこさできたことだからこそ、
その後の口臭のケアまで気が回らないこともあるでしょう。

ですが、残念ながらお客様と距離が近い施術をする時はもろに分かってしまいます。
歯磨きができないのなら、マウススプレーやタブレットを忍ばせるなど、
細かいマナーにも気を配ることを忘れないようにしましょう。

以上の3つは、衛生面・ハード面・接客面の1例に過ぎません。
とにかく日本の「サービス」は世界でもトップレベルですので、
お客様も他の美容室と比べるのはさることながら、
他の業界とも比べてしまうものです。

定期的に実際にお客様になりきって、お客様目線でチェックしてみましょう。
普段気がつかないことに気がついて、対策をとることができます。
お客様が言いずらいことは、あなたからもしくは従業員同士で言い合えるのが1番良いですね。

 

日本美容室出版

楠瀬健之【公式チャンネル】

楠瀬健之【公式Facebookページ】

コメントを残す

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>