お客様はこんなことを教えて欲しい

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【今回のポイント】

お客様はプライベートトークを嫌がる方が大半ですが、自分の髪に関する自分の興味があることは聞きたいと思っています。
一言探りを入れて興味を示すようなら、どんどん積極的にお客様の髪にまつわる話をしてみましょう。

あなたの常識でもお客様は知らないこと

先日、美容室に行った時にいつも担当して下さっている美容師さんにふとシャンプーの相談をした時のこと。以前はケラスターゼを使っていたのですが、ネットで成分がうんぬん良くないと書いてあるのを見てから、恐くてジョンマスターに変えたら、髪質が変わって扱いづらくなった…という内容でした。

すると美容師さんがご丁寧に、両者の違いとか、どうしても万人に合うシャンプーはないから、納得いくのが見つかるまで3ヵ月くらい使ってみるしかない。洗い上がりや髪の仕上がりも好みがある、シリコンは必ずしも悪ではない。etc…と沢山のことを教えて下さいました。
ずっと「へぇー」「本当ですか!」「知らなかったです」ばかり言っていたのですが、タメになる情報ばかりで感激してしまいました。

お客様が聞きたいベスト5

最近、さまざまな年代の女性に美容室に関する顧客心理などの情報を集めているのですが、こんな情報を知りたいとか、教えてもらえると嬉しいということを多かったものを5つご紹介します。

・自分にとってベストな(似合う)分け目の位置
・日常の習慣で髪に良くないこと、悪いこと(ドライヤーやコテなどの使用)
・普段自分でもできる簡単なヘアアレンジ方法
・面倒ではないけど効果のあるヘアケア方法
・シャンプーとかトリートメントを正しく使えているのか

以上のような情報を知りたい女性のお客様が多いようです。美意識の高い方はそんなことまで知りたいものなんだなぁと思う一方で、多くの女性は「楽してきれいになりたい」という願望が強いことがわかりました。聞きたがりはやはり美意識の高い方ですね。あなたの情報を心から喜んでくれるのはそのような方を選ぶと良いでしょう。

教えてくれてありがとう

とは言え、どのタイミングでそのような話をすれば良いかわからないですよね・・・
しかも、本当に興味があるのか疑わしいものです・・・

接客がしっかりしている美容室では、無駄なプライベートトークはしてこないですし、
スマホや雑誌を見た途端に静かになってくれるのは素晴らしいと思います。
これは、少し上級なテクニックなのでもっと上を目指したい方におすすめな接客方法です。

あなたと何回か会ったことのあるお客様であれば「傾向」は分かると思います。
「超美意識が高くて小うるさい」とか「ずぼらさんタイプ」など、あなたの心の中なりカルテの情報でも構いません。

具体的なお話をするタイミングとしては・・・
最初のカウンセリングをする時に髪質が変わっているようなら「髪質がしっかりした気がしますがシャンプーかえましたか?」とか、
今から◯◯の施術に入りますが、前回の◯◯はどんな感じでしたか?とか、
セットをする時に「△△様はこの分け目がおすすめですが挑戦してみますか」などというタイミングで一声かけてみましょう。

一言話しかけた時に、お客様が「え?」とか「どういうこと?」とか、顔をこちらに向けようとするとか、
微妙なサインも見逃してはいけません。それがお客様がその続きを知りたい合図です。
「ふ〜ん」とか、続きを聞きたがらないならそこで終わりにすれば良いのです。

ですが、お客様が「もっと早く知りたかった!」「その情報めっちゃ役に立つ!」「教えてくれてありがとう!」という情報を伝えることができるようになると、あなたはとても感謝をされて、信頼度も上がるでしょう。もうあなたのところにしか通わなくなるでしょう。興味のある方は、無理のない程度に挑戦してみてください。

 

日本美容室出版

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