いつまでもNEW OPENの美容室

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【今回のポイント】

サロンを新たにオープンする時にマーケティングは本当に重要ですね。
近所に出来た美容室が集客に非常に苦戦しているようで、
いつまでも「NEW OPEN」と値引きでチラシをまいています。

ポスト前で一緒になった若夫婦がチラシを見て言い放ったセリフは、
「いつまでNEW OPENなんだろうね」「逆にこの値段だと心配」でした。
この美容室が苦戦しているのは周辺に住む客層を考えていなかったことかもしれません。

いつ見ても空っぽ

職業病で、美容室の前を通る時は怪しまれない程度にガン見をします。

・お客さんは入っているか 
・どんな美容師さんがいるのか 
・どんな客層なのか 
・どんなコンセプトなのか

こんなことを考えながら眺めています。立て看板があれば、すかさずチェックをします。
ポストに入っているチラシも毎日見て、特に美容室のチラシは隅から隅までチェックします。

昨年の春頃に、近所の駅前に新しい美容室がオープンしました。
NEW OPENのチラシを見かけてから数ヶ月、気にして見ていたのですがいつ見てもお客さんが入っていません。
年末に1人お客さんが入っているのを見て「ああ!良かった!」と思う程でした。

安さに反応しない客層

著者が住む近辺は、日本有数のお金持ちが住む地域です。都内で車を持つと駐車場代やガソリン代などの維持費だけで子供1人育てるようなものだと言われるにも関わらず、門から玄関が見えないような家の前に2〜3台高級車が止まっているような家がゴロゴロあります。

著者が住むマンションでは、基本は単身者用の1Kで4つだけ2LDKがあります。その部屋に住み駐車場を契約すると月30万近くいくのですが、そこに住む若夫婦とポストの前で先日一緒になることがありました。ポストの中身をゴミ箱の上で確認し、どんどん捨てていきながら、奥さんがこう言いました。

「またここの美容室のチラシ入ってる〜」

旦那さんが「いつまでNEW OPENなんだろうね」と言い、奥さんがチラシを見て「と言うか、逆にこの値段だと心配。行かないでしょ」と言い放ちました。
チラシには割引後でカット3000円、カラーやパーマも5000円前後と書かれていました。
チラシの内容の悪さが原因の1つだと思っていたのですが、そもそも顧客の気持ち、つまりお金持ちは安いだけで行きたいと思う人が少ないのだと思った瞬間でした。

(※ちなみに著者は、コネで破格の値段で部屋を借りているため、近所のイオン先輩がいないと暮らせないところでした。物価が高すぎるので。)

ライバルはいくらでやってる?

そんな2人の会話を聞いてから、近所でいつ見てもお客さんが入っている美容室を3つ調べてみました。
すると、どこもそこそもな値段でやっているのです。カットで6000円前後。セットメニューだと2万を超える美容室もありました。
改めて足を運んで見に行くと、客層も美魔女のような綺麗なマダムばかりで、美容師さんのセンスもよく、よく考えたら雰囲気が表参道の美容室と似ていました。

もしかしたら、いつまでもNEW OPENの美容室は「ライバルより安くしたらお客様が来るだろう」と踏んだのかもしれません。
ですが、周辺に住んでいる人とミスマッチが起きてしまうといつも空っぽということになりかねません。
繁盛している競合や客層をよく見ることも大切ですね。

 


コメントを残す

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>